カシマサッカースタジアムに行きました

　カシマサッカースタジアムに鹿島アントラーズ対サンフレッチェ広島戦を観戦に行った。行きは成田まで京成に乗り、成田から佐原経由で鹿島神宮までＪＲで、鹿島神宮から鹿島臨海鉄道に乗り鹿島サッカースタジアムに着いたのは１６時２４分であった。

成田駅	佐原駅	鹿島神宮駅
鹿島サッカースタジアム駅

　カシマサッカースタジアムはさすがに４０，０００人弱収容なので大きい！

大きいですね

　私はサンフレッチェ広島ファンなので当然アウェー側に座ったのであるが、１７時３０分よりサンフレッチェ広島サポーターが集まってこの試合の重要性を語り気合を入れていた後、全員で歌いながら入場した。

さすがにすごい鹿島の応援	広島の応援も頑張る

　そして試合開始。右肘には恐らくサポーターをつけていたが服部選手が出場したのには驚いた。一方の鹿島は小笠原選手が欠場。その影響もあったのであろうが、前半はピンチはフェルナンド選手のＦＫを下田選手が横っ飛びで弾いた以外はそうなかった。一方攻撃は４・５回チャンスがあり、前半１６分のビックチャンスでは後ろから佐藤選手を倒した岩政選手が一発退場となった。スタンドから見た感じでも退場は当然のプレーであった。このまま前半を０－０であればちょっと失望かと思っていたが、前半ロスタイムにガウボン選手のシュートが曽ケ端選手の横を抜け、詰めていた佐藤選手がゴール！前半は１－０で折り返した。
　後半になると最初サンフレッチェ広島が攻勢に出ていたが、そこで点が入らず嫌な気がしていると次第に一進一退となり、後半２５分にコーナーキックとなった。非常に嫌な気がしたが、そのコーナーキックがサンフレッチェ広島の選手に当たり、アレックス・ミネイロ選手の目の前に来るという不運もあり１－１の同点に追いつかれてしまった。その後はやや鹿島アントラーズの攻勢となってきた。サンフレッチェ広島は途中出場の前田選手が曽ケ端選手からボールを奪いシュートを放つが曽ケ端選手に止められた。そうこうしているうちに後半３７分に茂原選手が退場になってからは一方的に攻められ、後半４０分過ぎに決定的なシュート（決定的なピンチは後半２回目）を打たれたが、これは下田選手がシュートコースを切っていた（と思った）ので外れた。この頃になると「引き分けになれ～。」と思っていた後半ロスタイム。岡田主審がレッドカードを示していた。「何？誰が退場？」と思っていたら鹿島アントラーズサポーターから悲鳴が聞こえ、大岩選手が退場して行った。その直後に前田選手がペナルティエリアぎりぎりからシュート、ゴール！その瞬間、サンフレッチェ広島サポーターは大騒ぎ。私も思わず立ち上がっていた。その後の決定的なピンチ（後半３回目）もしのぎ、貴重な勝ち点３を奪い取った。

貴重な勝利！

　この試合のＭＶＰは決勝ゴールをあげた前田選手とも思ったが、やはり守備でピンチを未然に防いでいたジニーニョ選手であろう。前回観戦したジェフユナイテッド千葉戦でも思ったが、とにかくピンチを防ぐ守備は見事である。守備でお金を取れる選手であろう。
　帰りは鹿島サッカースタジアム２０時３５分発の鹿島臨海鉄道に乗った。非常に込んでいるかと思ったがそうでもなく、鹿島神宮２０時４１分発の列車に乗る。鹿島神宮でＪＲに乗り換えたのは３０人程度だろうか。拍子抜けした。途中水郷潮来花火大会を列車内から見ながら２１時０２分に佐原駅に到着。ここで２０人程度が成田方面に乗り換えたのであるが、何と佐原から成田方面の列車は２２時０８分までない。１時間６分も佐原駅で待つ羽目になった。途中特急「あやめ１号」の回送列車が臨時列車となり鹿島神宮から来たがその乗客を合わせて５０人程度とはいえ１時間も接続待ちを強いるのは納得がいかない。前の列車が佐原発２０時４４分なのであるから上手くその列車に接続できるようにＪＲ東日本は考えてもらいたいものである。その後は順調に帰ることができた。成田駅でＪＲの切符を買っていなければ、途中の成田駅で最終の京成にきりぎり乗り換えることができたであろう。また佐原からの銚子方面最終列車（５４２３Ｍ）が、特急「あやめ３号」（佐原着２２時０５分）が直通するのも初めて知った。